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キャリアインタビュー Career Interview
千種店
坪井 祥一TSUBOI SYOICHI
人材開発グループマネージャー
理学療法士
PROFILE

理学療法士歴は14年、名西店の立ち上げメンバーとして「寄り添い屋」に務めて5年になる。一日6~7名ほどのご利用者様宅を担当しつつ、現在は新人の教育にも力を入れている。ご利用者様の小さな望みにも耳を傾け、日々の暮らしの動作がすこしでもしやすくなるような介助を心がけている。

きっかけは、
ひとりのドクターでした。

中学高校と、運動に打ち込んだ僕。バスケ部に所属していて、練習も試合も楽しかったけれど、とにかくケガと縁のある選手生活でした。接骨院の先生は僕にやさしくしてくれて、ケガの治療だけでなく、試合に出られないもどかしさや焦りもほぐしてくれました。それから僕は、同じように痛みだけでなく心にも寄り添える医療の道を志したのです。

接骨院の先生(柔道整復師)ではなく理学療法士になろうと思ったのは、主治医やケアマネさん、ヘルパーさんなど多くのひととかかわりを持てるところに魅力を感じたから。8年ほど病院で勤務して経験を積んだあと、ご利用者様の自宅にお伺いして、その人の暮らしに密着しながらリハビリできる訪問看護にチェンジしました。訪問看護を通じて地域に貢献できるように、日々努めています。

忘れられない、旅行支援。

理学療法士の仕事は、大まかにいうと「身体づくりと生活動作の専門家」です。その瞬間だけ痛みを緩和するのではなく、暮らしの場面を想定しながらその動作が楽になるようなお手伝いをすることが仕事です。例えば、毎日パンを買うのが日課だという人には、一緒に外出して買い物に付き添ったり、自宅に階段がある人にはヒザに負担をかけないような動きにしたり。生活習慣も人それぞれですし、痛みや病気の具合もそれぞれ。ご利用者様が日々の暮らしで抱えている不便を少しでも解消できるようなお手伝いをしています。

加えて保険外事業として「旅行支援」というサービスも行っています。体が思うように動かなくても旅行に行きたい、というご利用者様に同行し、ご家族様では難しいような介助をするのですが、この時に感じた忘れられないエピソードがあります。

要介護5で意思疎通も難しい、寝たきりのご利用者様。その娘さんに「お母さんを温泉に連れて行ってあげたい」という思いがあり、旅行に同行させていただきました。旅先でも細かな介助をしながら、ご利用者様を貸し切り風呂に入れてさしあげることができ、娘さんにもとても喜んでいただけたことを覚えています。うれしさと同時に、理学療法士という仕事の可能性についても考えさせられた出来事でした。もっと、さまざまな形でご利用者様の力になれるのではないかと、日々模索しています。

結果をすぐに求めず、
“待つ”という
気持ちを持って。

どんな人が理学療法士に向いているか?と聞かれれば、僕は迷わず「待つことができる人」だと答えます。ご利用者様に対して、すぐに結果を出そうとするのではなく、少しずつ長い目で見ることが大切だからです。ご利用者様やご家族様の思いを考えるあまり、「こうすればすぐに効果が期待できるはず!」と突っ走ってしまいたくなりますが、それはただの押し付けにしかすぎません。理学療法で大事なのは、ご利用者様と二人三脚でいること。それができる人なら、誰でも素質はありますよ。

一緒に働く事業所の仲間は20~30代が中心。ステーション責任者として、月に1度は30分ほど各スタッフとのミーティングを行うようにしています。新入社員の教育も任していただいているので、毎日葛藤しながらもやりがいを感じています。でも、まだまだやれることがある。そう信じて、今日も誇りを胸に精一杯ご利用者様と接します!

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